政府が推し進めている地方創生に関連し、近年注目を集めている「二地域居住」をご存知でしょうか。言葉の通り、二つの地域に居住地点を設けることですが、主に都心と地方の両地域を指して使われることが多くなっています。国土交通省では二地域居住の定義を「都市住民が農山漁村等の同一地域において中長期的に滞在すること等により、当該地域社会と一定の関係を持ちつつ、都市の住居に加えた生活拠点を持つこと」としたうえで、二世帯居住人口は2020年ごろには約680万人、2030年ごろには約1080万人になると推測しています。